国宝の姫路城に行ってきました!白漆喰で塗り込められたお城は、白い壁が本当に綺麗。大天守や小天守、櫓などの建築物が残っているので、観覧できる場所も多くて見応えがありました。
地下1階から6階までの高さがあります。過去には昭和と平成に大改装があり、これだけ大きな伝統的な建物を残すのにも、大変な労力が必要とされることがよくわかりました。 世界遺産でもあるので、日本人だけでなく、海外の方もたくさんきていました。
国宝で世界遺産の姫路城は、一体どんなお城なのか?印象深かったところを紹介しますね。では、見ていきましょう!
姫路城とは?
姫路城は、兵庫県姫路市にあります。白漆喰で塗り込められた外観が、まるで白鷺が羽根を広げているようにも見えることから、別名「白鷺城」ともいわれています。その名の通り、お城の壁は真っ白で、綺麗でした!
姫路城は、1346年に赤松貞範(あかまつさだのり)が前身となる姫山城を築きました。以来、豊臣秀吉や池田輝政(いけだてるまさ)、本多忠政(ほんだただまさ)などの戦国武将によって受け継がれてきました。日本屈指の名城といわれています。
私が姫路城に興味をもったきっかけは、過去に当ブログで何度も紹介しているNHKEテレの「びじゅチューン!」という番組。歌を作っているのはアーティストの井上涼さんです。姫路城は「姫路城と初デート」という歌で紹介されています。
この歌では、真っ白な姫路城を女性としてとらえて、谷くんという男の子と初デートに出かけるというストーリー。アップテンポな曲調が、印象に残る歌です。
姫路城は、白漆喰で塗られた綺麗なお城!
お城までの道のりで見つけたものは?
姫路城に向かって歩いて行くと、興味深い壁がありました。白い壁に、三角形の穴が空いています。これは、狭間(さま)というそうです。城が攻められたとき、この穴から弓をいったり、鉄砲を打ったりしたそうです。
三角だけではなくて、丸や四角の穴もありました。三角、丸が鉄砲用で、四角が弓用だという説があるそうですよ。なるほどです!子供たちも興味をもって、向こう側をのぞいていました。壁に穴が空いている様子は、デザインとしても素敵です。
でも、リアルな戦場を想像すると、とても怖い歴史ですよね。だって、人との殺し合いですものね。人と人の戦いの物悲しさにも想いを馳せたのでした。
お城の中の構造は?
お城は地下一階から6階までの7階立て構造になっています。様々なところに、お城ならではの仕組みがありました。こちらはネジを隠すための飾り。六葉釘飾りというそうです。なかなか素敵なデザインです!
各階には地図がありました。長男はじっくり読み込むタイプ。各階はそれほど広くはなく、ぐるっとすぐに回れるくらいの広さです。GWで混み合っていたので、さらっとポイントだけみて回りました。
各階に上がるには、階段を使います。階段は細くて狭かった!背が高い方は天井に頭がぶつかりそうなので、天井の角に頭がぶつからないようにガードがあったり、札がはってあったりしました。上の写真は西大柱。かなり存在感がありました!
お城の中はたくさんの観光客がきており、外国の方も多くいらっしゃいました。係員さんが、スムーズに移動できるようにアナウンスしているのですが、すべて日本語。英語のアナウンスがあったほうがわかりやすいのではないかなと思いました。今後、変わっていくのかもしれませんね。
最上階の眺めとは?
最上階は6階!窓は小さめですが多くあり、飛び出し防止のためかネットがはられていますした。でも、よい眺め!とある窓からは、まっすぐ姫路駅につながる道が見えました。
最上階には紫ののれんで囲まれた鳥居のようなものがありました。刑部神社という神社だそうです。
観光客の方は、みなさん並んで参拝しています。私や子供たちも並んで参拝しました。姫路城は様々な方が当主になり、受け継がれてきました。これからも多くの方が平和に過ごせるように祈りました。
姫路城は素敵な世界遺産!
姫路城に行ってみて、白くて堂々とした佇まいに感動しました。階段も壁も、昔のまま残っているので、ここを過去の人も使っていたのだなと考えると、感慨深いものがあります。
これだけの文化遺産を後世に残すために、保存のための修正がおこなわれているそうです。その期間は、50年に一度。城の周りに建築用の梯子をしっかりとくみ、その間は観光も停止。この改修についてもパネルがあり、工事で使われた模型も展示されていました。それだけ時間がかかるものだということがよくわかります!
何百年と受け継がれてきた世界的な文化遺産。壁に穴が空いた狭間や、お城の中の仕組みを見ることができるので、お子さんにもおすすめです。今回は狭間、西大柱などを紹介しましたが、他にも様々な仕掛けや仕組みがありました。是非、機会がありましたら、実物を見てみてくださいね!
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